オリジナルスポーツドリンクの作り方

いよいよ梅雨です。台東区三ノ輪周辺も先週は暑かったです。これから空手の練習にはきついシーズンに突入。何がキツいって、そりゃ、もう「暑い」でしょ。

クーラー効いててもこの時期は大量の汗をかきます。1時間の運動で1リットル以上の水分が失われる事も有ります。体重の3%の水分が失われると体温調節機能が低下し熱中症赤信号です。だからその前に確実な水分補給が必要なのです。

確実に水分補給するにはやはりスポーツドリンクです。「空手と水分補給」のページで解説したようにただの水やお茶ではさらに脱水がすすむ可能性もあります。

大昔「スポーツドリンクを薄めて飲むとよい」という説が言われていましたが今は否定されています。スポーツドリンクは、水分を素早く吸収されるために必要な成分で設計されています。薄めてしまうと水分補給に最も重要な塩分(ナトリウム)の量も薄まってしまうので水部補給の効果も落ちてしまいます。

確かに市販のスポーツドリンクは甘くて飲みにくい、という場合もあるのでその場合は薄めた上で塩をちょびっと足すとよいです。しかしもっといいのは自分のオリジナルスポーツドリンクを作ってしまえ!というわけで自作方法を紹介。

用意するもの

  • レモン果汁。ビンに入って売ってる「●●レモン100」でよい。
  • はちみつ、または砂糖

砂糖の糖分は運動中の水分補給用としては適していませんが、はちみつが体質的にダメだという場合は砂糖でもけっこうです。合羽橋に行くと、「果糖」「ブドウ糖」も売っています。糖分なしでも可です。

作り方

  1. 水1リットルに対して塩を1〜2グラム。だいたい小さじ1/3〜2/3くらい。
  2. 水1リットルに対して糖分を40〜80グラム(約160〜320キロカロリー)、はちみつなら大さじ2~5杯程度、砂糖なら大さじ4~9杯程度
  3. レモン果汁を適量、味見しながらちょっとづつ足していく。
  4. 容器を振る

これで完成です。糖分の量は水分補給の効果を高める適正量ですが、甘さが苦手という場合はこれよりも少なめでOKです。エネルギー補給の目的もあるので集中力を切らさないためにもできるだけ適量の糖分を入れるようにしましょう。

容器はやはりスポーツ現場の水分補給がしやすいように作られたスクイズボトルがおすすめです。

→各種スポーツドリンク成分比較