空手道は、形・組手から成り立っています。
形〜武術としてだけではなく”美しさ”も追求!
空手の形は、仮想の敵を相手に突き、蹴り、打ち、外し技など技の攻防を組み合わせて構成した中国や琉球時代から行われている空手の伝統的な稽古方法です。護身武術であると同時に姿勢を正し”心技体”の「美しさ」も鍛錬する世界です。
また、空手道独自の「流派」の特徴が最も体現できるのが形です。メンバーには四大流派の内剛柔流、糸東流、和道流の3流派の黒帯を取得している者もいますが、泪橋空手団では基本的に和道流を修練しております。
和道の形は武術的な技と体捌き、流れるような動きや俊敏性・スピードが特徴です。「基本組手」という小手返しや崩し技を含む和道ならではの組手形もあります。
→和道空手と空手の流派について
見た目では何をやっているか分からない動きの中にも”技”が隠されているのも形の面白さの1つです。
組手〜ポイントで競う格闘競技
組手は、1対1の格闘戦です。突き蹴りの打撃技に加え、空手の伝統的な投げ・倒し技もありますが、競技では強い直接打撃は禁止、ジュニア以下では上段への接触は全て禁止、両手で掴んでの投げ・柔道技は禁止、12才以下はあらゆる投げ・倒し技は禁止です。
→他の格闘技経験者の方へ
空手は運動神経アップに効果的!?
子供の運動能力の発達は、年齢の段階に応じて発達していきます。幼児から小学生までは神経系統(いわゆる運動神経・反応・反射系・バランス感覚)が発達しますが、空手の動きはそれらの神経系統の発達に適しています。いわゆる「脳トレ」にもなります。
→子供の発達段階と空手効果についてくわしく
また空手の形は全身の筋肉、特に胴体部分の体幹を使うので体幹トレーニングとして効果もあり、中高年以上の健康運動としても優れていると思います。
空手道競技について
2020年東京オリンピックでは正式種目となった空手道競技は、形と組手の二つの種目で成り立っています。大会によって幼年からシニアまで参加できます。